ヤマテツの雑記

雑記帳を通して文章のアウトプット力を上げたい

20240324

人生の中で、過去1、2を争うくらい好きになった女友達と6年半ぶりに飲みに行った。この日があるせいで変な緊張からここ1週間ほど胃の調子がずっと悪い。待ち合わせの時間より10分以上前に着いた自分は、コンビニでヘパリーゼを流し込んで、待ち合わせ場所へ。時間より2分遅れて彼女がやってきた。

 

思ったより感動はなく、第一印象は落ち着いたなぁと。最初会話のキャッチボールがうまく行かず、店へ向かう足取りがやや重かった。彼女の第一声「ホンマに痩せたなぁ…」6年半前より-11kgの自分。緊張のため、道や店を2回間違える。ただのアホ。

 

店に着く。カウンターに座りひと通り注文、とりあえず6年半ぶりの再会なのでお互いの近況報告。自分は、結婚したけどこれ以上人生は進まないという渋い話。彼女は、相手を決めきれないという渋い話で幕開け。明るい話としては転職に成功し、大手で働いているという話も。内心大衝撃。

 

次に、人生はどう進んだかの話。6年半という時間はあまりにも長く、自分の環境だけでなく、周りの環境も容赦なく変えていく。音楽で生きていこうとしていた奴が結婚上京し、料理人になったり、学生時代に付き合い始めたカップルは、結婚し家を持ったり子供を産んだりなど…自分はタクシードライバーになり、その会社が潰れ、資格勉強を頑張り転職したと思ったら、クソ会社で1ヶ月で辞めUberで生きてるという行き当たりばったりの日々。彼女はこの期間で、男が数人変わったこと、特に1つ前の男がとにかくクソだったことを熱弁。人生をコンテンツとして捉えておもしろおかしく話すのは、30歳にもなると悲しくなってくるのでやめたいし、やめてほしいと云う気持ちが少し湧いた(しかし、落ち着いた幸せを手に入れて欲しいと思うことも自分のエゴでしかないが…)

 

その次は楽器の話。最近になって楽器に対するモチベーションが上がってきた自分とは対照的に、彼女は自分が思っているよりも、楽器に対するモチベが高くないように見えた。けれども近々ライブがあるから、そこは頑張らないといけないと言っていた。人前で披露する環境があると楽器も人生も頑張ろうと思えるから、お互いそういう機会をちゃんと持とうと話し、また一緒にライブしようなという確度の低い約束をして終わり。

 

そして音楽の話。最近はメロディの聞き心地、面白い楽器のパターン、ノリの良いリズムなどで軽々しく聞いているという、共に昔頑張って音楽やっていた身からすると薄い内容だったが、途中で彼女が最近行ったフェスの槇原敬之が良かったという話を始めた。終始ニコニコしていて、他のアーティストよりも歌詞が入ってきて感動したと。ここで自分の隠れマッキーファンが火を吹き、とりあえず太陽を布教する。絶対聞いてほしい。

 

そんな話をしていたら、妻が合流。

 

以下3人での会話のハイライト

 

◦せっかく他の場所で転職したのに、直属上司が地元の人で帰省しても気が抜けない最悪ターン!

 

◦たまたまウマがあった人とM1一緒に観たにも関わらず、LPレコードのジャケットを見て「この大きな写真はなんですか?」

試合終了

 

◦ヤマテツは見た目こそ変わったけど、中身はまるで変わってへんな!!

 

◦妻といる時の方が彼女がイキイキと喋っていて、かなり寂しい気持ちになる。自分は話も上手くないし、元来の陰気な人間ぶりを発揮してしまったと感じて内心バッド…

 

 

23時も過ぎお開き。彼女はホテルを新宿3丁目に取ってあるらしいので、店から雑司ヶ谷駅まで3人で歩く。特に内容は無い。最後に写真だけ撮って解散。終わりはさっぱりと…

 

結論、6年半ぶりに合うという枷が俺の自己意識を拗らせまくっていて、大ごとだと勝手に思い込んでいた。彼女からして見れば、他多数の友人の1人である自分に対しての意識なんて大したものではなかったし、この空回り具合も、自分の内面の進歩の無さが露呈された形になっている。めちゃくちゃ楽しかったけど、日記として振り返ると尻すぼみに良くない飲みだったかもしれない。そんなこの日の自分の醜態を克明に覚えておくために、この日記を書いておく。最近は体調が下降気味で人生に対して弱気であったが、GWにライブ見に行くし、頑張って日々を過ごしていかなければ…

 

 

この日のテーマ曲

革命前夜/SAKA-SAMA

https://youtu.be/G4oC0tQ08-g?si=RLZ0EG2DCTaqHM2b

 

記憶喪失/福永浩平

https://youtu.be/hoCsqgER-oM?si=CLbRinRH24l3LPPi

うそをうそであると見抜ける人でないと(マスコミから情報を得るのは)難しい

最近特に強く思ったことが主題である。某博之氏の名言をオマージュさせていただいた。

 

私は以前からマスコミの報道をあまり信用していない方だと自認しているが、特にここ1週間、その認識がより一層強まった感覚がある。事の発端は、オリンピック開催前夜に小林賢太郎氏が、過去のネタの一節を曲解につぐ曲解の果てに国際問題手前まで仕立て上げられて解任されたという出来事であった。確かに、あの言葉自体は五輪の統括立場としてまずかったということに対しては、異論はない(といえば嘘になるが認めざるをえない感じはある)ただ、あまりにもその報道の仕方があんまりだと感じた。まるで人民裁判に掛けられたかの如く断罪する記事の数々を見て、そこまで氏のファンでもない私でさえ、はらわた煮えくりかえるほどの怒りを覚えた。そして反五輪の為なら弁解の機会も与えず平気で血祭りに上げるマスメディア達に、改めて心底失望した。

 

 

ここ数日、通信社などが飛ばし記事なのか意図的に捏造したのか不明だが、五輪の現状とかけ離れた内容の記事を掲載しているように感じる。ロシア人に聞いた五輪の宿泊施設の貧相さ、蓋を開けてみればあちらに不手際であったことをさも五輪スタッフの失態のように報道したり。プレスセンターの他宗教に対する配慮のなさを誇張して書いていたりと、それらが後に真実が明るみになっても訂正すらしないし、誠実さのかけらもない(個人の感想です)

 

 

 

大前提として、腐敗政治や五輪汚職委員会は最悪だ。これは間違いないし、しっかりと断罪されるべきである。しかし、それらがどのように報道されているかという点に着目すると、私自身は腐敗政治や五輪汚職委員会と同等に最悪だと声を大にして言いたい。前向きな改善点を提案するわけでもなく、ただただ批判を繰り返し、時には内容を針小棒大にしたり、絶妙にミスリードさせたり、情報を得るには記者の扇動が反映されすぎててクソだ。こんな状況だと、報道が挙がってもいちいち1次ソース(国会での発言ならその日の国会放送のアーカイブ総当たりするとか。手間が過ぎるが)まで一個人が情報を取りに行かなければいけない。クソ面倒だ。

 

 

頼むから記者さんたちは真実をちゃんと記事にしてしっかりした批判を繰り広げてほしい。誠実に仕事してほしい。

飛ばし記事の通信社には大学のサークル時代、ピアノがめちゃくちゃうまかった先輩がカメラマンとして所属している(疎遠なので今もかは不明)別のメディアの現場には、別のサークルのこれまたピアノの上手いかわいい後輩(男)がカメラマン関連の仕事をしていて、今現在五輪の場で頑張っている。現場の最前線では、医療従事者とおんなじようにマスメディア関係の人たちも必死で頑張っていると思う。不誠実な記者の扇動記事でその人たちの努力を無に帰して欲しくないと強く願っている。

 

 

あまりに脈絡もなく脱線ばかりしたが許してほしい。今強く思っていることをどうしても書き記したかったので

となりのオリンピアン

様々な騒動の末にようやく今日から開催されるオリンピック。私自身は「ああ、今日からやるんだ。選手の皆様体に気をつけて…とりあえず無事に終わってくれ」という程度の感想しか持てなかった。それは、自分がそこまでスポーツに対して思い入れがなかったことや、オリンピック選手という存在があまりに高尚なもので、自分の生きている世界での関わりが全くなかったこと(今までで一番近かったのが自分が小学1年生の時の校長先生が高橋尚子選手のお父さんだった)が大きな理由であった。

 

しかし、そんな自分の身近な所にそういう人がいるという出来事に今日気がついて、今更ながら、ちょっとオリンピックの競技をちゃんと見てみようかなという気持ちになった。主題にある通り、交流のある隣人がオリンピックメダリストだったのだ。

 

 

〜以下雑記〜

 

 

 

私が住んでいる家の隣に田辺さんという老夫婦が住んでいる。町会費の回収や日々のちょっとしたやり取りでとてもよくしてくださる奥さん。どんな日でも家の周りの掃除を欠かさず、ふとしたタイミングで声をかけてくれるご主人。そんな方々で、東京に越してきたての頃の私は、隣人トラブルのなさそうな良い地域に引っ越して来れて良かったと心底安堵した記憶がある。

 

特にご主人は僕が朝早く出勤するときに必ず掃除をしており、出掛けの急いでる私に「気をつけて行ってこいよ」「生活が不規則なのだから体壊したらすぐ言うてこい」と温かい言葉をかけてくれる本当にいい人で、これからも頼りになる本当に素敵な人である。

 

 

今朝、5時過ぎに何気なく目が覚めると、相変わらず隣のご主人が家の周りを丁寧に掃き掃除する音が聞こえてきて「今日も田辺さん頑張ってるなー」とぼんやり思っていた。ところが普段なら30分程度で終わる掃除が今日は1時間半以上続いており、なかなか二度寝できなずまんじりとしていた自分も「今日は気合入ってんなぁー」とちょっと違和感を覚えつつ過ごしていた。

 

すると外から、たまたま通りがかった人と何気なく話すご主人の声が聞こえてきて、寝れない私はなんとなく聞き耳を立ててみると、今日からオリンピックだからウズウズしていることや、東京でオリンピックが2回見れて嬉しいといったことを通り一辺話した後、1960年のローマオリンピックのことを話し始めて、その話が明らかに、現地に行って体験したレベルの解像度(当時まだ黄色人差別が根強く残っていたことを感じさせる内容等)だったので、寝ぼけながらも田辺さんって何者??と言う気持ちが湧き、おもむろに[ローマオリンピック 田辺さん]でスマホでググってみたらこんな動画が出てきたのであった。

 

www.youtube.com

 

今年一番の衝撃だった。(会社が倒産することより)

秒で目が覚めた。

田辺さん、ボクシング日本代表で史上初のメダリストだったとは⁉︎

 

どうりで80歳なのに毎朝欠かさず掃除する体力があることや、以前タバコのゴミ処理でちょっと怒られたときにその気迫が異様だったこと等、いろいろなところで今日の田辺さんの姿とリンクするものがあり、これがオリンピックアスリートだった人の醸し出す雰囲気かと一人で勝手に圧倒されてしまった。

 

 

そんなこんなで、運営母体こそ散々な今日からのオリンピックですが、もうちょっとちゃんと見てみようかなという気持ちになったので、今回久しぶりにブログを更新してみました。

 

 

【ボクシング】テレビ放送情報‐東京2020オリンピック(五輪)テレビ特集 | JCOM番組ガイド

 

ボクシングの放送スケジュールはこんな感じらしい、今まで全く興味なかったけど絶対見ようと思う。

会社がなくなる…

 2017年4月、タクシードライバーになろうとして上京した当時の僕の頭に、ぼんやりと描いていた未来予想図があった。その中で大きなウェイトを占めていたのが他でもない、2020東京オリンピックだった。入社4年目、都内の道もなんとなく覚えてきて、徐々に脂が乗ってきた良い頃合いで大きな稼ぎ時がやってくる。

 

ところが現実は残酷だ。コロナが流行り予定が狂った。こんなことになるとは誰も思わなかったであろう。

 

 五輪が延期され、自分のドライバー4年目はとうにすぎ、5年目を超えたある日、朝会社にいくと管理者からのお達しで社員が集められ、社長からのお言葉があった。

 

「かねてから経営が辛かった。タクシー事業を他社に譲渡する。みんなは譲渡された側の会社で働いてもらおうと考えている。この会社としては7月末で廃業、倒産」

 

脂の乗った頃に訪れたのは、オリンピックを待たずに会社の消滅という衝撃的な事態であった。

2021年、波乱の幕開け。

 めちゃくちゃ放置していたブログを思わず書いてみようと思う気になった。それは、今年始まって約10日でついてない事が連日起こったからだ。半分厄落としのためも兼ねて書き起こしていこうと思う。

 


・ア○ゾンの荷物が隣に配達される

 我が家は一戸建ての借家で、近所に同列番地が3、4戸あるのだが(元郵便屋としては結構だるい)幸い今まで郵便や宅配が間違って届けられることは無かった。だが住み始めて丸4年、初めて誤配が起きた。さらに指定場所配達(置き配)に設定がされていたので、自分の家の前に荷物が届いてないのに配達完了通知が届いたものだから、流石に少し慌てた。結果、近所を少し探索して、一戸西側の空き家の玄関口の自転車の影に隠れるような形で荷物が置かれており、無事回収する事ができた。

 


・バイクで退勤途中にもらい事故に遭う

 安全に仕事を終え退勤途中、信号待ちでやや急ブレーキで止まったら、後ろから進行してきたプリウスに追突された(仕事で安全運転している意味よ……)寒い中での事故処理は肉体的にも精神的にもこたえたが、幸い衝撃がそこまで強くなかったため、バイクはほぼ無傷(ナンバーが少し折れ曲がった程度)で、体も腰と左足の軽い鞭打ちで済み、すぐ普段の生活に戻れそうではある。後は保険会社から治療費が支払われれば特に問題はないはず…何よりも事故相手が真摯に謝罪してくれたので、特に悪い気を起こさず後処理をこなしていくだけである。

 


 といった感じで、なかなかについてない年明けだ。どちらも、自分の注意だけではどうしようもないものなので、なんとか平穏な日常が続いて欲しいと願う事しかできないのが辛いところである。

自分の音楽性に影響を与えたアルバムについて(バトン回収)

〜前書き〜

 現在、数多くのアカウントを持ち、様々なSNSでたくさんの繋がりがある。 そうしていると人によっては、使うSNSに偏りが出てくる事もある。自分の場合は主としてTwitterに生息しており、Facebookはほとんど放置と言った具合である。(mixiは死んだ………)

 昨日、およそ1.2ヶ月ぶりにFacebookにログインしてみると、かつて色々な場所で一緒に音楽をしていた友人(そいつはFacebookしかSNSをしていない)が、音楽関連の記事バトンを10日前に自分に渡していて、とても申し訳ない気持ちになった。その贖罪も兼ねて今PCに向かっている次第である。

 

 

〜ここから本題〜

 僕が自分の人生で一番影響を受けたアルバムは、山崎まさよし

「ONE KNIGHT STANDS」

一択だ。

 

f:id:Yama_te2:20200503212335j:plain

2000年9月25日.ユニバーサルミュージックより発売

 山崎まさよしデビュー5周年記念ツアーとして行われた、全国55公演のベストテイクが収録された2枚組(初回限定版は倍の4枚組)のライブアルバムで、突筆すべきは全ての音源が、バックバンド無しの弾き語り一発勝負である事だ。ビート、ベース、リードの様々なフレーズをギター1本で奏でるスーパープレイは圧巻である。

 

 

 僕がこのアルバムに出会ったのは中学1年の夏、ギターを初めて半年たった位のことだった。
それまで主として、親父のCD棚にあった70年代フォークを聴き漁って、その繊細なギターのフレーズをコピーしてた自分してみれば、山崎まさよしのビート感溢れるカッティングやリフ回しは、あまりにもやっていることが違いすぎて、びっくりを通り越してよくわからない気持ちになったことを覚えている。ただその圧倒的なテクに忽ち魅了された自分は、すぐに全集の楽譜を取り寄せて、一生懸命コピーしまくったことは言うまでもない。

 

 そして現在に至るまで、自分がギター弾く時の根本として、山崎まさよしのような、1人で音楽のアンサンブルを成立させるようなプレイができたらいいなと思い練習を続けている。

 

f:id:Yama_te2:20200503232421j:plain

←当時購入した楽譜・当初全く理解できなかったフレーズ→

 

 

 

 

 

イイものが欲しい〜サンダル編〜

 家に引き篭もっていても物欲はとめどないもので、欲しいものが次から次へと湧いてくるものである。その中の1つがサンダルだった。

 つい先日まで自分用のサンダルを持っていなかった。そんな中、ちょっとそこまでの外出の時には、いつも同居人の小さいサンダルを拝借して過ごしていた。流石にそんな生活が4年目に入ってくると、いい加減にしなければいけないと思い、購入意欲が湧いてきたのだった。そして、せっかく何年かぶりに買うなら、イイものが欲しくなるものである。慎重に検討を重ねた結果、候補に上がったのは、ビルケンシュトックのロンドンだった。

 

www.birkenstock.com

 

以下、検討理由

 

・色は黒、できれば革。なぜならカッコいいから…

・仕事に履いていきたいので、ある程度クラシックな見た目

運転するので、かかとにベルトか生地があるのは必須

・作りがしっかりしている

 

  運転用にビルケンの革サンダルは蒸れるぞという意見が聞こえてくるが、デザインが琴線に触れたので、途中からはほぼ盲目で狙っていた。ただ、1点だけ問題があった。価格である。臨時休業中の歩合給会社員にとって今、2万円の出費はヤバすぎてバスになるくらいキツい…というわけで、ヤフオク沼に捜索に出たのであった………

 

page.auctions.yahoo.co.jp

 

 そんなこんなで、自分の足サイズと、状態と、価格の板挟みの中、三日三晩考えて落札に至った。色はグレーだが、自分で黒く塗ってしまえばいいと思ってたので無問題である。

 そしていざ、届いて開封してみると、まあ値段相応の状態だったので色々な補修作業を行った。(こういう時にべらぼうな時間があると非常に助かる)丁寧に洗ってからブラッシングして、しっかり型崩れを補正して、アッパーをミッドソールと接着して、根気強くスエードリキッドで色塗りをして仕上げたのが下の写真である。

 

 

f:id:Yama_te2:20200502003731j:plain

←before after→

 

 靴の知識も大してない雑な自分にしては上出来だ。形もすっきりして、パッとみた感じの状態もとても良くなったはずだ。何より、自分が神経注いでいろいろな作業をしたので、愛着もひとしお。ソール交換しつつ長い間履いていこうと思っている次第である。